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Moto Street
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ファミレスランチのセットのようだが、一応フルキットを装着した。 外装は極力自力で交換する。クロスカブのサービスマニュアルとパーツリストは欠かせない。特にパーツリストは、各部品の取り付け具合や取り外し方が視覚的に分かりやすい。 ヘッドライトガード装着が手こずる。バルブ交換時にはヘッドライト前面だけ外せばできるのは便利だが、ガードを割り込ませるためには、ヘッドライトを車体から一度外す必要がある。車体側ボルトを外すと、カランと音がする。内部の板状のナットが嵌合タイプではなく、溝に入っているだけ。ナットを外してしまうと、ガードを割り込ませた後からボルトをしめることができない。 タケガワの説明書にも、いったん取り外した後、左右のナットは溝に接着剤で固定することとなっている。ひと手間かかる。 アンダーガードキットはパイプ自体の取り付けはさして難しくはないが、ハンドルを左右に切るとフロントカバーが干渉するため、その部分を切り取らなければならない。模型製作などに使う小型リューターがあれば、比較的綺麗にフロントカバーを切り取れる。リューターは、リアフェンダーをショート化するときにも切断面が綺麗にできる。 パイプはフロントのヘッドライト下のフレームに固定して、エンジン下を通り、ステップを車体に止めているボルト4本のうち、前側2本にカラーをかませてアンダーガードと共締めする。結構剛性が確保されているようだ。 アンダーガードが曲者。スタイル優先と剛性確保のために、パイプをステップまで延長してくるので、パイプはドレンボルトを避けることはできずにその直近、半分くらいボルト下を通ってくる。 このためアンダーガードにはオイル交換に便利なようにサービスホールが開いておらず、オイル交換のたびにドレンボルトを緩めるが、パイプとソケットレンチとの干渉を避けるために、アンダーガードを一旦外さなければならず、整備性が悪化している。 ハーフカバーもスタイル優先で独特の取り付け方法だ。フレームにカバーを固定するためには、ノーマルだと左右カバーを嵌合して中心の一か所でハンドル下のフレームに直接ボルト止めするが、タケガワは左右カバーを独自の金具で連結し、フレームには止めない。 後は切欠き部に嵌合して、ノーマルと同様に後方左右2か所でボルト締めするだけだから、フレームには後方だけで固定されていることになる。特段ビビリ音がすることはないが、金具の固定ねじ2本は小さく細いので、振動で緩むことが想定される。 リアガードパイプ装着もまた一仕事。完成すれば元からその仕様のようにぴったりフィットするのだが、リアキャリア、キャリア下カバーを全部バラして、純正のガンダム風異型ターンシグナルランプを外し、タケガワの汎用丸型ターンシグナルランプと交換する。 この時、ナンバー照明用ランプもアッセンブリ交換となり、ナンバーがノーマルより下へ移動して、マッドガードのナンバー固定用突起と干渉する。そのままナンバーを固定するとナンバーが曲がってしまうので、ノーマルの突起を削り取らなけらばならない(フェンダーに小さく穴が開くが、ナンバーに隠れて穴は見えない)。 とはいえ、すべて装着してみるとこれはこれで絵になるショーディスプレイのような出来映えだ。 しかし、なんとなくすっきりしない。Moto Streetさん作業Blogの写真にあるように、エンデュランスのマフラー、アンダーガードセット、ハーフカウルと結局入れ替えることとなる。続く。
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