アドレスV125Gのブレーキについてボアアップしたエンジンパワーをブレーキのストッピングパワーで受け止めるためには、ノーマルでは心もとない。リアもディスクブレーキ化したいところだが、コスパの観点から見送り、ブレーキシューを台湾製のレース用強化シューへの交換に止める。フロントブレーキの効きを良くするには、純正ブレーキディスク(160㎜)の大径化、もしくはキャリパー&ブレーキパッドの強化タイプへの交換が望ましい。現在のK5タイプの前に、K9タイプに乗っていて、同じく武川の156㏄にボアアップしていた。K9ではキタコの210㎜大径ディスクに、kawasakiのモトクロスKX85/KX80用の純正キャリパー、ベスラセミメタルパッド、 ACパフォーマンスラインのステンメッシュブレーキホースにしていた。現在のK5ではスペインGALFER(ガルファー) ウェーブローター163㎜ に、キャリパーをブレンボ対向2Podいわゆるカニタイプとし、Goodridgeブラックステンメッシュホースとしている。個人的には、ブレンボのガツンと効くブレーキよりも、Kawasaki純正キャリパーの方がコントローラブルかつリニアに効くので好ましいと思う。その5に続く。