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スーパーカブC110JA07のカスタムについて①駆動系  フェニックス2014/10/22 (水) 14:31  
スーパーカブC110のJA07、2010年式コスタブルーカラーに乗っています。丸目ヘッドライトが伝統的な、いわゆるカブらしいデザインで、お気に入りです。

カスタムに当たり、基本コンセプトは燃費を極端に悪化させない、静粛性も悪化させない、法定巡行速度の40km/h~60km/hの快適性をアップさせる(坂道での4速スローダウン、加速力減少を回避する)です。

外装についてはまたの機会にして、①駆動系、②吸排気系、③エンジンボアアップのカスタムについて述べます。

ノーマル状態で、ガソリン1L当たり、60km前後実走行する経済性に加え、新型エンジンになって静粛性が一段とアップ。排気量110cc化による走行余力。新設計のシャシーによる剛性力アップ。と、いいことずくめですが、ギア減速比が低い、いわゆるローギアードで、各ギアでのエンジン回転頭打ちが早いのが難点といえば難点。また巡行時のエンジン音量、ギア音量、振動を下げたいというのが目標です。

まずガソリンエンジンが性能を発揮する三原則を見てみます。
•良い(強い)火花(点火系統)
•良い混合気(キャブレタ-を中心とする燃料系統、吸気系統)
•良い圧縮(エンジン本体)

①点火系の交換だけで、どれほど変化するかを見るために、イリジウムプラグに交換しました。結果は始動性の向上。燃費のわずかな向上。強い火花でガソリン混合気がうまく燃えている感じです。引き換えにエンジン音がやや増大、荒々しい音に変化しました。

静粛性、快適性アップのために前後スプロケットの見直し、交換です。ドライブスプロケット純正歯数14丁を15丁に交換、ドリブンスプロケットは純正歯数34丁。ただし交換するときは前後同時が望ましいので、同一メーカーのドリブン34丁純正同数に交換です。ついでにチェーンもゴールドの新品に。

同一速度ならノーマル比でエンジン回転数を下げられること。各ギアの伸びを良くして、最高速をアップさせるのが狙い。

純正の減速比が2.43、交換後減速比が2.27と純正に比べ、ハイギアードになっています。

60km/h巡行時のエンジン回転がかなり下がる(この時点ではタコメーター未装備だったので、アクセル開度から判断して)。上り坂で加速力減少。4速、3速のトルク感のあきらかな減少。と、このままでは若干の燃費向上と引き換えに、ドライバビリティの悪化と、目標からの後退です。②吸排気系に続く。
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