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スーパーカブC110JA07のカスタムについて③足回り、ブレーキ回り他  フェニックス2014/10/26 (日) 08:04  
カブのエンジンボアアップの前に手を付けておきたいのは、足回りとブレーキ回りです。本来排気量109ccに合わせた車体設計がされているため、安全マージンはあっても基本的にはボアアップによる排気量増に対応していません。

走る・曲がる・止まるが、車やバイクのドライバビリティの基本原則ですから、カーブで狙ったライン通りに曲がることができ、意思通りにきちんと止まれないと、いくら馬力アップしてバイク自体が速くなったとしても危険なわけです。

JA07丸目カブの足回りを見てみると、従来のカブの前輪がボトムリンク式サスペンションであったのに対し(郵政カブはテレスコピック)、通常のバイクやスクーターと同じく、路面の追従性に優れたテレスコピック式に変更されています。ボアアップするなら、フロントフォークの強化を図りたいところですが、社外にもパーツはなく、ここは断念(フォークオイルを固めに替えることはありか)。

リアサスペンションはビジネスバイクとして堅牢にはできていますが、お世辞にも乗り心地や路面の追従性が良いとは言えません。武川、東京堂といった、バネレートの可変サスもありですが(東京堂YSSサスはすでに入手済み)、JA10角目カブのようなメッキリアサスもお洒落でしょう。

ただし、可変リアサスとなれば、タイカブに使われている、レバーによりバネを縮めて一人乗りと二人乗りを簡単に切り替えられるメッキサスも魅力ですが、純正品は入手しがたく、ヤフオクでも一本1万数千円と高価。そこでカブパーツ専門のアウトスタンディングモーターサイクルで、タイカブ風B級リアサスを入手。見た目はタイカブサスと変わらず、乗り心地もソフトでお気に入り。B級品とは言えど、ベトナムでホンダ車のパーツを生産している工場の純正アウトレット、横流しか?で、メッキも高品質の上に、性能も純正まんまと思われます。

ブレーキについてはJA07は前後とも機械式リーディング・トレーリングのドラムブレーキですが、前130mm、後ろ110mmと前ブレーキ径が大きくなっています。JA10型は互換性優先で、前後とも110mm。ドラムブレーキでも効き自体はリニアで悪くはないと思いますが、走行9000kmの中古車で購入したためとエンジンボアアップによるパワーアップに備え、ここは思い切って前後ともブレーキシューをDAYTONAに交換。食いつきが違うのがはっきりわかります。

ついでにフロントブレーキアームを武川アルミ鍛造強化アームに交換。ノーマルブレーキアームより長さを延長し、レバー比を変更することでノーマルよりも軽いタッチでブレーキングができます。

その他に今回は、ボアアップに備え、DAYTONAのデジタルタコメーターを追加。最初はプラグコードに巻きつけて回転パルス信号を拾ったが、これが表示不安定だったため、イグニッションコイル1次側に割り込み配線して、アイドリング時700プラスマイナス20rpmで表示が安定しました。

なお、購入時にリアタイヤだけミシュランの新品を履いていましたが、走行10,000km時に、前後バランスを考え、フロントもMICHELIN [ミシュラン] M35 2.25-17 38P REINF TT に交換、合わせてパンク抑止のため、井上ゴム工業のTufTR4タフアップチューブを前後入れ替えしました。

バッテリーもまだまだ使えそうですが、冬に備えてTAIWAN YUASA [ 台湾ユアサ ] シールド型 バッテリーTTZ7SL に交換しました。

これらほとんどMoto Streetの星久保さんにお願いしましたが、リアサス、ブレーキアーム、バッテリーは自分で交換取り付けしました。愛車を良く知るためにも、できるだけ自分でカスタムしたいものです。

次は④エンジンボアアップです。
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